03


至聖と真宵が旅から帰って来て、数日が経つ。

二人の関係は相変わらずのようだったが、明らかに変わったところもあった。

互いの行動を読み、補うように動くようになっている。

「まあ確かに、パートナーって感じになって来たよな。華原には言えないが」

そんな事を聞いたら、たちまち不機嫌になるに決まっている。

「あそこまで至聖になびかない女の子も珍しい」

少し感心した顔で悠也が言うと、卓が口を開いた。

「雑談もその位にしたまえ。すぐに二人から連絡があるだろう」

「……なんか俺達、すっかり居残り組だよな」

「心配しなくても、その内見せ場が来るんじゃない」

「それはそれで困るけどなあ」

次の段階へ進むと宣言された。

ならば、こちらも。





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