揺らめく海の都市.02
閉じた瞼の裏から、柔らかな光を感じて目を開ける。
座っている飛行機のシートから、微かな振動が伝わって来る。
それにつられるように、いつの間にか眠っていたらしい。
窓からは、煌めく海面が見える。
もうすぐ到着するだろう。
だからだろうか。
随分久し振りに。
あの日の夢を見た。
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ページ:
揺らめく海の都市
狂った針が時の記憶を刻む
崩れ出す砂の城
ただ一つ確かなもの
夢の終わり
記憶の海
一人よりも
夢の狭間
波のざわめき
熱
箱船
夢の終わり
プリズム
愛の静寂
機械
風の示す場所へ
後書き
Reservoir Amulet