機械.17
広い海原に漂う潜水艦の元へ救助船がやって来たのは、夕焼けが海を染める頃だった。
想いを弔い、探して惑った海原は、その間ずっと穏やかで。
幾つもの嘆きを飲み込んで来たのが嘘のように、優しい波音が辺りを包み込んでいた。
このさざなみの向こうに、明日はどんな夢を見るのだろうか。
叶うなら、どうか限り無く優しく静かな夢を。
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ページ:
揺らめく海の都市
狂った針が時の記憶を刻む
崩れ出す砂の城
ただ一つ確かなもの
夢の終わり
記憶の海
一人よりも
夢の狭間
波のざわめき
熱
箱船
夢の終わり
プリズム
愛の静寂
機械
風の示す場所へ
後書き
Reservoir Amulet