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彼らの存在もまた、希望だから。

持ち続けている羽と同様に、彼らもまた。

変わらない絶望の日々の中で舞い降りてくれた希望なのだ。

「よーし、張り切って皆を集めて来ようぜ!」

そう言って後ろから回り込み、二人の肩に腕を掛ける。

すると予想通りに、それぞれの反応があった。

「……鬱陶しい。離れろ」

「ど、どうしました?湧碕さん」

「前から気になってたんだけどさ。いつか二人の馴れ初め、聞かせてくれよな!」

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Reservoir Amulet