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銃の練習と、狩りの為に出て行ったのだ。
恐らくは、その手で倒したのだろう。
心優しい彼女は、どれだけ傷付いただろう。
それでも、霄瓊は選んだ。
選んでくれた。
此処に住む人々の為に。
自ら戦いに出る事を。
矛盾に満ちたこの生活を支える事を。
「一体、仕留めました。後で皆さんで取りに行きましょう」
引き締まった表情で提案した少女に、微笑んで言う。
「有り難う」
いつも、どれだけ支えられているだろう。
「本当に有り難う。静嵐に霄瓊ちゃん」
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Reservoir Amulet