恋
次の休日、二人は車で守に貰った地図の場所へと向かっていた。
「良かったんですか?桔梗さん。せっかくの休みを調査で使ってしまって」
ハンドルを握りながら、助手席の桔梗に尋ねる。
「全然大丈夫ですよ。特に予定もありませんでしたし」
桔梗は笑顔で応じた。
「二人共、不定休なのに休みが重なって良かったですね」
「そうですね。同じ市内とはいえ少し遠出になりますから、さすがに仕事の後には無理ですからね」
そう言いながら、助手席の方をちらりと見る。
「何だか桔梗さん、楽しそうですね」
「そうですか?でも確かに、楽しいかもしれません。賢木さんと昼間から出掛けるのは初めてですから」
窓の外へ目を向けて続ける。
「何だか、ドライブみたいで」
「…………」
「あっ、すみません!遊びに行く訳じゃないのに」
慌てて謝られ、はっと我に返った。
「いえ、構いませんよ。楽しんでくれているなら、何よりです。せっかくなんですから、ドライブのつもりで行きましょう」
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Reservoir Amulet