報いの雨.08


静嵐の力は強い。

これを抑えて使いこなして行くのは、並の精神では保たない。

これまで何人の女性が静嵐と契約し、そして死んで行ったのか。

それを知りながら尚契約を結んだ霄瓊は、息をついて寝返りを打った。

静嵐が自分の事をどう思っているのかも知っている。

側にいるだけで腹の立つ、出来るなら消したい存在だと思っているのだろう。

用が済んでも尚、万が一自分が生きていたら迷わず殺しに掛かる。

彼はその時を待ち望んでいる。

けれど、まだそれまで時間はある。

思い通りになんてなりはしない。

このまま大人しく死んであげる程、自分は優しくない。

目的を果たす為、出来る事を。

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