目覚め.02


激しい振動は、荒れた大地にも起こっていた。

いつ崩れ出してもおかしくないビルの中で、人々はただ身を寄せ合って互いを励まし合っていた。

そうしている事しか、出来なかった。

建物が崩れるのを恐れて外に出れば、もっとひどい状況になるのを分かっていたから。

外には巨大な生物達が獲物を求めてうろついている。

湧碕は断続的に起こる地震の中で精一杯の笑顔で皆を元気付けていたが、やがて唇を噛んでその場を離れた。

今はまだこのビルに被害は出ていないけれど、いつまで保つのか分からない。

仮に凌ぎ切れたとしても、その後どうなるのかは分からない。

考えたくはないけれど、いよいよ絶望的な状況が迫って来た。

しかしそれでも、これからも生きて行く為に。

地下の水が無事かどうか確かめなくては。

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Reservoir Amulet