寄り添う翼.15


「見付かったんだな。良かったな、静嵐!」

「……ああ」

湧碕は霄瓊の顔を覗き込んで言った。

「俺は湧碕、宜しく!静嵐の親友なんだぜ!」

「……はい。私は霄瓊といいます。宜しくお願いします」

呼び合い出会う人と触れ合う度に、嬉しくなる。

何処でどんな風に生きて来ても、人の本質は変わらない。

だから、泣きたくなる程懐かしい。

「お久し振りです。湧碕さん」

小さく付け足した霄瓊の言葉に、湧碕が不思議そうな顔をする。

「ん?何処かで会ったっけ?」

「いいえ、何でもありません」

霄瓊は首を振り、隣の静嵐を見上げた。

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