護り人.08


自ら進んで狩りに出向いて、二人がいない間も食料に困らないように計らってくれる。

何より、見ているだけで荒みがちな心が暖かくなるような笑顔を向けてくれる。

柔らかな微笑みは、この先の希望なんて見付けられない生活の中に確かな安らぎを与えてくれるから。

今では霄瓊は人々から天使と呼ばれている程だ。

「あいつも、早く気付けばいいんだけどな」

その存在の尊さに気付いたなら、もっと大切にするだろうに。

あの笑顔が消えてしまわない内に、気付いてほしい。

何も知らない自分は、ただ祈る事しか出来ないけれど。





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