兆し.02


未来を知らない街の日常は、いつも変わらない。

忙しそうに行き交う人々は、この先人間が滅びるなどと考える暇さえ無いのかもしれない。

知ってしまったから、見てしまったから苦しくて。

何とかして変えて行かなくてはと悩んで。

時の流れに怯える。

知らなければ楽だったのかもしれないけれど、もう知らなかった頃には戻れない。

だから立ち止まらずに、今はただ前へ。

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