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文明の利器と言いたいのだろうか。

静嵐はそう思いつつも特に突っ込まず、霄瓊に視線を向けた。

「お前、携帯なんて持っていたのか」

「いいえ。私はバイト先の店長さんに、パソコンで見せて頂いてまして」

「パソコンで読んでも携帯小説なのか」

「あの、そういう細かい事は気にしない方が良いですよ」

遠慮がちに霄瓊が言うと、由貴も大きく頷く。

「そうそう!何があっても受け入れちゃうのが主人公だって!」

誇らしげに胸を張ったのを見ると、由貴は主人公なのだろうか。

何があっても受け入れなければならないとは大変だ。

こう見えて、色々と苦労しているのかもしれない。

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