04
夏雪は夕闇の落ちる中、不意に体の向きを変えた。
そしてしばらく歩き続けて着いたのは、小さな公園だった。
此処は昔、二人が通っていた幼稚園があった場所だ。
何年か前に閉園になって、いまでは庭にあった遊具が置かれた公園になっている。
冬の夕方だからか、人気は無くて寂しい場所に思える。
夏雪は公園のベンチに腰を下ろし、ぼんやりと昔遊んだ遊具を眺めた。
変わらないものなど何も無い。
時は流れ、どんな記憶もやがて薄れて行く。
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Reservoir Amulet