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シキは自分の指にはめた指輪を見詰めた。

始めから恋が実るなんて思っていない。

ただ、ただ、あの娘に直接会って伝えたい事が……。

その時シキが立っているすぐ側の家のドアが開いた。

そこから出て来たのは一人の制服姿の少女だった。

少女はシキには気付かずそのまま向こうへ歩いて行く。

(そうか、もう高校生になったんだよね。あの頃はまだ小学生だったのに)

シキは少女の後ろ姿を見ながら微笑んで呟いた。

「大きくなったね、世莉【せり】ちゃん……」

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Reservoir Amulet