05
学校から帰った僕は、ぼんやりとそんな事を考えながら自分の部屋の隣のドアを開けた。
そこはこの部屋の主がいた頃のままになっている。
和樹がいた頃のままに。
両親がまだ片付けられないと言って、そのままにしてあるからだ。
でも、きちんと掃除はされているのが余計に悲しくなる。
部屋の中に入ると、まずギターが目に止まった。
和樹と僕とはよく似ていたけれど、趣味は違った。
僕がスポーツにのめり込んだ一方で、和樹は音楽が好きだった。
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Reservoir Amulet