solitaryfight.24


少ししてから蒼が撫でていた手を止め、軽く頭をはたいた。

「ほら、とにかく先に食事を済ませろよ。ちゃんと食べないと胸とかも成長しないぞ」

「……余計なお世話だよ、もう!」

むっとして言うと、蒼はいつものように笑いながら手を引く。

その笑顔を見詰めて、こんな日々がずっと続けばいいのにと思う。

それは叶う筈は無いけれど。

だからせめて側にいられる間だけは、貴方の力になりたい。

貴方の優しさを、どうしたら返せるだろう。

考え続けながら、ささやかな慰めだけでもあげたいと願う。

例えそこに自分がいない未来でも、微笑んで語ろう。

貴方の幸福な未来を。





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