solitaryfight.25
それから二人で日頃行き届かない所まで掃除をして、再びソファに座った時にはもう夕方になっていた。
「ああ、俺の休日がこんな事で潰れてしまった。俺の花の休日が」
蒼が今日何度目かの溜息をついて嘆いた。
「結構楽しんでたよね?物置から色々掘り出し物が出て来たーって」
「断じて楽しんでた訳じゃない。大体どうして物置にあんなガラクタが入ってるんだ」
「私に訊かれたって知らないよ。私達が此処に来る前からあったみたいだし。前に住んでいた人の物かもしれないね」
その時、玄関のドアが開く音がした。
「あ、信武さんと阿紋さんが帰って来たのかな」
- 133 -
[*前] | [次#]
しおりを挟む
ページ:
Reservoir Amulet