solitaryfight.25


それから二人で日頃行き届かない所まで掃除をして、再びソファに座った時にはもう夕方になっていた。

「ああ、俺の休日がこんな事で潰れてしまった。俺の花の休日が」

蒼が今日何度目かの溜息をついて嘆いた。

「結構楽しんでたよね?物置から色々掘り出し物が出て来たーって」

「断じて楽しんでた訳じゃない。大体どうして物置にあんなガラクタが入ってるんだ」

「私に訊かれたって知らないよ。私達が此処に来る前からあったみたいだし。前に住んでいた人の物かもしれないね」

その時、玄関のドアが開く音がした。

「あ、信武さんと阿紋さんが帰って来たのかな」

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