05
「……!」
思わず口を手で覆った華憐は、すぐ後ろに気配を感じて素早く飛び退いた。
背後に迫っていた敵の武器が、今まで華憐が立っていた場所に突き当たり電撃を散らす。
「此処は僕達で止める!華憐は蒼を」
「あの様子ではかなりの怪我だ。早く行ってやれ」
信武と阿紋に促され、華憐は頷いて走り出す。
それを見届けてから、信武は槍を構え直した。
「いい加減、キレたよ」
「汚い真似をして、恥を知れ!」
阿紋が長剣を振り上げながら怒鳴る。
しかし相手はその攻撃を受け、再び武器から電撃を放った。
交わそうと動いた二人に、更に威力を増した光が襲う。
目がくらんだ瞬間に、相手チームが斬り掛かった。
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Reservoir Amulet