desolatecity.03


この世界と、やって来たあちらの世界とは至る所で繋がっている。

魔力がある者ならその道を利用して世界を行き来出来ると聞いていた。

最も話で聞いていただけで、実際に世界を渡るには半端ではない魔力を使うからそれを行った者というのは知らなかった。

「それにしてもあんた、平然としてられるなんて凄い魔力なんだな」

「……血筋だからね」

池から出ながら、華憐が短く答える。

「私はそれから逃れられない」

低く呟いた横顔を一瞬見つめてから、蒼は軽い調子で言った。

「ま、とにかく服を乾かさないと風邪引くな」

「そうだね」

並んで歩き出した華憐を、気付かれないようにそっと見る。

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Reservoir Amulet