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「いや、何でもねえよ。お前が付いてるなら安心だな。氷月と仲良くしてくれよ」

「はい」

手を振って歩き去る鏑に軽く頭を下げ、再び腕の中の衣に視線を落とす。

此処に来る前、出会う前の氷月がどんな風に生きて来たのか。

何を思い過ごして来たのか。

知らない事は沢山ある。

しかし、だからと言って力にならない理由にはならない。

彼がこちらの目的に手を貸してくれるかは、まだ分からないけれど。

凄まじく辛い中で泣いていた彼が生きているから。

時を越え、今も生きていてくれるから。

奇跡が起きなければ、出会う事も無かっただろうから。

力になりたい。

出来る限り、支えになりたい。

まだ知らない貴方のことも、全て受け入れて行きたい。





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Reservoir Amulet2