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研究施設の最深部には、張り詰めた空気が満ちていた。

ガラスで隔てられた向こうへ足を踏み入れるのは、これが始めてだった。

見上げる程大きな機械の様に、改めて見入ってしまう。

『二人共、準備は良いか?』

ガラスの向こうにいる鏑の声が、スピーカーを通して聞こえて来る。

「いつでも良いよ」

氷月はそう応じてから、軽く手を上げた。

こちらの声も、マイクで鏑達がいる研究室へ届いている。

「では、行って来ます」

隣で神無が頭を下げ、続いて氷月の方へ目を向ける。

真剣な眼差しに頷きを返して、二人で時空間移動制御装置の前に立つ。

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Reservoir Amulet2