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「何があったとしても、誰かの心まで全てを理解するなんて無理だから。私も信じたい。知らないのに憎んだり恨んだりはしたくない」

はっきりと言い切る、迷い無き魂。

「私だって罪人だから。生きている限り、背負い続けるの」

強く、清らかな魂。

だからいつも眩しくて。

「……うん。僕も忘れたりはしない。あの人達が神だとしたら、神であっても迷い苦しむんだと分かったから」

全てを神のせいになんて出来ない。

したくない。

人の想いや思念が礎となり、世界は創られて行く。

物事を動かすのは、いつだって人の意志なのだ。

それは古より存在する、大いなる力。

だから時にどんなに世界が無情で非情に思えても。

それだけで終わらせない力を持つのもまた人なのだと。

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