18
視界を埋め尽くす、朱。
熱く、狂おしく。
全てを舐め尽くす、朱。
それでも、そんな事よりも。
もっと熱く、狂おしく。
この胸を占める、何かがあったような気がする。
一体、何だったのだろう。
朱に染まる意識の向こう、ずっと深くで。
誰かを、ずっと待っていたような気がする。
誰かの名前を、ずっと呼び続けていたような気がする。
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後書き
Reservoir Amulet2