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息をついて目を開けた時、重ねていた手が握り返された。

翼の体を固定していた器具が外れ、頭を覆っていた機械も上がる。

そして、閉ざされていた瞼も上がる。

「……大地さん。来て下さったんですね」

「ああ」

疲れ切った様子で微笑んだ翼の瞳に、これまでとは違う光があった。

垣間見た記憶の中の光景を思い、頬が熱くなる。

「大地さん?どうされました?」

「あ、いや。その……」

不思議そうに尋ねられて、思わず目を逸らす。

「昔の俺は、結構積極的だったんだな」

助けられた巫女に一目惚れして共に過ごすようになっただけでなく、いつの間にか恋人になり夫婦となっていたのだから。

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Reservoir Amulet2