02


徹夜をして何とか報告書を書き上げた大地は、背もたれに体を預けて疲れた頭を振った。

国語の授業は好きだったし、文章を書くのも嫌いではないのだが。

最近はこうして苦労して書類を作る時が増えている。

眠気覚ましにすっかり冷めたコーヒーを啜っていると、後ろから声を掛けられた。

「おはようございます、間無さん。大分お疲れみたいですね」

近付いて来た守は、煎餅の袋を大地のデスクの上に置いた。

「これ、僕から天承さんに。いつでも良いので渡してもらえませんか」

「ああ、分かった。渡しておく」

預かった袋を取り敢えず自分の鞄に収めると、昨夜矢島から新たに渡された分もある為、鞄は一杯になってしまった。

- 26 -






[*前] | [次#]

しおりを挟む


ページ:



Reservoir Amulet2