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穏やかに晴れた日の午前中、デパートの屋上では子供達の歓声が上がっていた。

設置されたステージで、今まさにヒーローショーの最中だからだ。

「中々良く出来た話ですね」

邪魔にならないように後ろの方でショーを観ながら、守が感心したように言う。

「女の子五人組のヒーロー、可愛いですよね」

「そうか?」

大地はあまり同意は出来なかったが、目だけはステージから離さずに応じた。

「だってほら、あの和服っぽいコスチューム。何となく巫女さん姿の天承さんを思い出しません?彼女が着てくれたら、絶対似合うと思うなあ。間無さんもそう思いませんか?」

「何故俺に訊く」

「他に訊く人がいないんですから当然でしょう」

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