03
考えながら警察署に戻ると、矢島が書類から顔を上げた。
「どうだった、間無?」
「はい、予定通り今日中に逮捕状を請求出来そうです」
「そうか。じゃあ問題は無いな」
一つ頷いてから、矢島は大地を探るように見る。
「どうした?何か気になる事でもあるのか」
「え、いえ。特には」
「本当か?その割には浮かない顔をしているようだがなあ」
矢島はそう言うと、ふと何かに気付いたように立ち上がった。
「分かった。何も言わなくていいぞ」
「は?」
大地の反応には構わず、勝手に話は進む。
「さては翼君と喧嘩でもしたんだろう。若いってのはいいもんだなあ」
しみじみと頷きながら、励ますように大地の肩を叩く。
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Reservoir Amulet2