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「大丈夫だ。二人ならきっと仲直り出来る!そうして絆を深めて行くんだ。喧嘩っていうのは大体些細な誤解やすれ違いから始まるもんだしな。そういう時はまず男から歩み寄る事だな」

「……ご忠告、どうも」

何か大いなる勘違いをしているようだが、否定するのも面倒で礼を言って頭を下げる。

「礼なんていらん!頑張ってくれ、若人!応援してるからな」

満足そうな顔に再度頭を下げてその場を立ち去る。

矢島の忠告は的外れではあったが、少し役に立つ部分も無い訳ではなかった。

まずは男から歩み寄る。

あれこれと考えているよりも、気になる事は本人に訊いてみよう。

それで何か面倒事に巻き込まれるとしても、その時はその時だ。

彼女にはいつも沢山助けてもらっている。

もしも自分に少しでも力になれる事があるなら、歓んで力になろう。





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