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警察署の刑事部屋は、絶えず人が慌ただしく動き回る戦場でもある。

誰もが事件解決の為に忙しく働いているのだ。

そんな中、妙に静かな一角があった。

大地は報告書を書いていた手を止め、電話を受けている矢島の方を神妙な顔で眺めている。

その隣では先程凄まじい勢いでこの部屋に飛び込んで来た守が、力尽きたようにデスクに突っ伏していた。

やがて電話を切った矢島に、大地が素早く尋ねる。

「もしかして、またですか?警部」

「ああ、そうだ。これで五人目だな」

難しい顔で返された答えを聞いて、大地は守の体を揺すった。

「ほら、起きろ!また出たぞ」

「う、うーん……。宇宙人でも出たなら起こして下さい……」

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