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「何を馬鹿な事を言っている!ほら、行くぞ!」

守を無理矢理叩き起こして立ち上がると、腕組みをして考え込んでいた矢島が言った。

「今回、最初は繁森だけが現場に向かってくれ。俺も一緒に行こう」

「では、私はどうすれば?」

「間無、お前は彼女に事情を話して現場までお連れしろ」

その言葉は大体予想していた内容だったから、大地は特に異議も唱えず頷いた。

「分かりました」

すると矢島の方が驚いたような顔をして、まじまじと見返して来た。

「どうした、やけに物分かりが良いじゃないか」

「そうでしょうか」

「いつも、彼女は一般人だしあまり巻き込むなと言うだろう?」

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