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「まあまあ、ものは試しでしょ」

紗貴は機嫌良く言う。

「さっ、早く蒼さんに見せてみて」

「う、うん……」

促されるまま歩き出しながら、紗貴の方を振り返る。

「紗貴さん、色々有り難う。紗貴さんのこと、私も応援してる」

「うん。またね!」

見送る紗貴の笑顔に、胸が暖かくなるのを感じた。

彼女にもいると、あの微笑だけで分かる。

大好きな、大切な人が。





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Reservoir Amulet2