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「……っ」

不意に剥き出しの肩に唇を付けられ、驚いて振り向く。

目と目が合った瞬間、逸らせなくなる。

奥深い瞳から暖かな愛情を感じ、胸が熱くなった。

口付けの予感に、そっと目を閉じる。

やがて重なる温もりに、どうしようも無く愛しさを覚える。

力強い腕に身を委ねながら、今は遠くにいる友のことを思い出す。

(有り難う。飛龍の本音が聞けたのは、貴女のおかげね)

あの明るい笑顔を思い浮かべ、願いを馳せる。

(貴女は、幸せかしら。私は、今とても幸せよ)

温もりで呼吸で、側にいる事を愛を確かめて。

こうして重ねる一つ一つの想いが、やがて時を駆ける伝説となる。

きっと、いつまでも残って行くのだろう。

懸命に生き抜き伝える尊き想いは、きっと。





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