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ふっと目覚めると、辺りは光で満ちていた。

眩しくて思わず目を細め、辺りを見回す。

朝の公園には、誰もいない。

座り込んだままのベンチの隣を見ても、そこに彼の姿は無い。

いつの間に眠ってしまったのだろう。

あれは夢だったのか、現実だったのか。

けれども、確かにソムニウムが会いに来てくれた事は確かだ。

昨夜家にいた時にはあんなに疲れ切って沈んでいた気持ちが、今はこんなにも晴れやかで。

胸の中には暖かな光が灯ったようなのだから。

立ち上がり、大きく深呼吸をする。

霜の降りた地面はきらきらと輝いて。

忘れ掛けていた事実を思い出させてくれる。

ああ、確かに世界は美しい。

夢見る事は、素晴らしい。

だから笑っていよう。

日常に疲れて、大切な事を忘れてしまうなんて勿体無い。

きらきら光る夢を、綺麗な想いを。

この愛しい世界に残して行こう。

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