02
「また会いに行きますね、ソムニさん」
一人呟いて、歩き出す。
また今夜にでも、夢の続きへ。
胸が高鳴る夢幻の世界へ。
やがて溶けて行く儚い霜の美しさのように。
覚めてしまう夢もまた、儚いけれど。
静かな夜に、夢は訪れて。
静かな朝に、霜は降りる。
霜降る世界の朝焼けに、美しい景色を描こう。
この胸の、微かな灯火を抱いて。
目覚める度、昨日からまた少し生まれ変わる世界。
終わってはまた始まる、果てしない物語のように。
今日はどんなファンタジーが、想いが生み出されて行くのだろう。
広がって行くのだろう。
昨夜の思い掛けない出会いも、いつかささやかな力となって。
俯く誰かの背中をそっと押せたらいい。
隠してる忘れてる情熱を思い出せたなら、その先に。
無限の夢幻の広がりが待つ。
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Reservoir Amulet2