Note



性悪蝶個性と天喰先輩
05/12(Fri)

アンケート

好きな顔メーカー様からお借りしました
タイトルは「蝶よ花よ」
普通科の一年生である蝶個性の女の子と天喰先輩の話。
※どうしてもサンプルの最後の無茶振りを入れたかったので、結婚可能年齢は改正前の女性は16歳、男性は18歳の世界になります。

主人公
デフォルト名は揚羽あげは瑠璃るり
名前の由来はオオルリアゲハから。この蝶々がモデルです。
個性は蝶を操る。
華やかな美貌を持つ女の子で、恋愛に奔放なところがある。
性格は基本的にわがままで、甘え癖がある。割と無理難題を言ってきたりする子です。


天喰先輩
ビッグ3のあの方。
好きなものが蝶々というだけあって、主人公に一目惚れしている。
自分が付き合うとかそういうのは恐れ多い感じがして考えたこともない。
ある日主人公から認知されたことで物語が動き出す。


追記にてサンプル
「ねぇ、天喰先輩。私と遊んでみません?」
「……え」

それは青天の霹靂であった。天喰にとって彼女は聖域であり、神であり、絶対的に自身と交わるはずのない、境界線の向こうにいる者だった。
蝶が舞っている。彼女の周りを踊るように軽やかに舞うそれは、酷く幻想的で美しかった――。





「レモネードが飲みたいの」
「うちでは売ってなかったような……?」
「飲みたいの」
「ごめん瑠璃ちゃん、ちょっと待ってて。……作ってみる」
「ええ、待ってるわ」


「お待たせ瑠璃ちゃん、レモネードできたよ……」
「もう環くん遅いわ!」
「ご、ごめん……」
「それもういらないわ。気分じゃなくなったの」
「え、そうなんだ……?」
「それより私スミレの砂糖漬けが食べたいわ」
「スミレの砂糖漬け……スミレあったかな……というか、漬けるなら時間がかかるような……」
「環くん」
「な、なに瑠璃ちゃん」
「なんとかして」
「……はい」





「なんで環くん、怒ったりしないの? 私結構無茶振りしてるのに」
「(自覚合ったんだ……)俺は……瑠璃ちゃんがわがままを言うのは、甘えてくれてるんだって思ってる。君は俺なんかには本当にもったいない人で……そんな瑠璃ちゃんが甘えてくれるのが嬉しいんだ」
「……ふーん、変な環くん。そんなんだから悪い女に引っかかるんだよ」
「それが瑠璃ちゃんだっていうなら……俺には光栄なことだよ」
「……あっそ」





「ねぇ、環くん。ほんとに卒業しちゃうの……?」
「う、うん……もうファットのところに就職も決まってるし……それに三年だし……」
「じゃあもう二年留年して」
「りゅっ、うねん……!?」
「だって今まであんなに一緒にいたのに、もう気軽に会えないのよ? そんなの嫌だわ。環くん、私を愛しているというのなら留年して」
「…………少し、考えさせてくれ」


「で、マジで悩んでんすか天喰先輩」
「揚羽相変わらずすげぇな!」
「俺はどうしたら……瑠璃ちゃんを悲しませるのは俺も嫌だ……でも留年するのも……いやでも……」
「一年ならともかく二年で悩むのは愛やなぁ。環ほんと瑠璃ちゃん好きなんやな」
「好きなんて言葉じゃ足りないくらいだ……こんな俺と瑠璃ちゃんが付き合ってくれている今が奇跡のようなものさ……うっ、就職してすれ違いの生活が続いたら瑠璃ちゃんに愛想をつかされて……ううっ」
「相変わらず重症やな。せや、それやったら二年後に迎えに行くいうてプロポーズしぃや。んであの子の卒業と同時に結婚したらええ!」
「おお! そりゃいいっすね! 揚羽も喜ぶんじゃないっすか!?」
「間違いねぇ!」
「けっ……こん……誰と……誰が……?」
「せやから環と瑠璃ちゃんが」
「…………うあ……」
「あ! 環先輩しっかり!」
「なんやショートしてもうたか」





「る、瑠璃ちゃん。卒業おめでとう」
「ありがとう、環くん」
「それで、その……あの……ああ、やっぱりだめだ……俺なんかがこんな、こんな大それたこと……」
「……」
「絶対断られる……俺にはもったいない……もし、もし億が一成功しても……俺に瑠璃ちゃんを幸せにできるのだろうか……いやもっと瑠璃ちゃんにはいい人が……そんなことはずっと昔からわかってるじゃないか……」
「……ちょっと」
「はっ、ごめん瑠璃ちゃん……!」
「もう、相変わらずね。ほら、私の左手に何かすることあるじゃないの?」
「あ、それは、その……」
「…………私、花束と指輪もなければ、正装で来てくれないプロポーズなんて嫌だって思ってたのだけど、別になくてもかまわないわ」
「ええ!? い、いらなかった……?」
「もう、バカね。そんなのなくたって……愛の言葉一つくれるなら私はとっても嬉しいの!」
「!! 瑠璃ちゃん……んんっ! 君は本当に俺にはもったいない人だ。でも、瑠璃ちゃんのことが好きな気持ちだけは……きっと誰にも負けない。何があっても君を守ってみせるってことは約束できる。まだまだ、何もかも君に相応しい人間には足りない俺だけど……どうか、俺のお嫁さんに……なってくれませんか……?」
「――もう、待ちくたびれたわ! ええ、喜んで! 環くんのお嫁さんにしてちょうだい! 私も環くんが大好きよ!!」
「瑠璃ちゃん……!!」


「まぁ、それはそうと私怒っているのよ?」
「え……ど、どうして?」
「環くん、私が16歳になっても迎えに来ないんだもの! もっと早くに迎えに来てくれなきゃ寂しいじゃない!」
「ええっ、でも、瑠璃ちゃんの誕生日より俺の誕生日は遅いよ……」
「そんなの遅く生まれた環くんが悪いのよ! もっと早く生まれてくれなきゃ困るじゃない!」
「ご、ごめんっ」
「だから来世はちゃんと早くに迎えに来てね。正装も花束も指輪もなくていいの。愛の言葉をくれるなら、私はきっと頷くわ」
「……それなら、俺はもうちょっと早く生まれて、正装も花束も指輪も、あ……愛の言葉も用意して、君をすぐに迎えに行くよ」
「まぁ! それはパーフェクトだわ!」
「君を幸せにできる男になれるように……頑張るよ。ありがとう、頷いてくれて。こんなに幸せにしてくれて」
「ふふ、どーいたしまして! これからもっと二人で幸せになりましょうね!」
「……うん」


天喰先輩がひたすら年下の女の子に振り回されるお話。
蝶よ花よと天喰先輩が扱ってくれる感じになります。大体理不尽な無茶振りを振られます。




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