(幼名
シテ方能楽師の家に長女として生まれる。腰の当たりにムカデのような痣があり、忌み子と言われ実親からは男であれば、産まなければと言われる。子方としては舞台に立てたが初潮の後は下ろされる。
演技と声を気に入った無惨に見初められ、拾われると、しばらくして鬼になる。
【得意】
子方全般、狂い物、切組の男物、鬼、神
【血鬼術について】
いくつか紹介。主に舞の型、所作を用いている。()内が型。
- 朱月ノ序 ……ものについた気配を全て消し、書き換える。(達拝)
- 朱紅ノ破 …… 扇を仰ぐことで認知の歪みを作り出し、揺れのその溝に取り込まれた物体は消滅する。(ハネ扇)
- 紅藍ノ急 ……己と任意の人物の見目形を書き換える。(月ノ扇)
- 謡傀儡 ……人形を作り出して稽古する。(鏡扇)
- 新月乱拍子 ……空間全体の気配を書き換える大掛かりな術。時間を要するために、基本的にはあまり行われない。
【主な用語】
謡 ……能の台詞。
仕舞……能の曲の一部分を面をつけず、袴で舞うこと。
シテ……能の主役。またその役者をシテ方という。
ツレ……シテに従って登場する役。シテツレ。
ワキ……能の脇役。またその役者をワキ方という。
子方……子供が勤める役。
アイ……能の曲の中で狂言方が勤める役。
地謡……登場人物以外の役者による謡。またその役者たち。
後見……舞台の後ろに座し、手助けをする者。
見所……舞台の下の客席のこと。
薪能……夜間薪を灯して行われる能のこと。現在は野外で行われる。
