従兄妹に弱い




「修也くん、修也くん」

「…、今はその名前で呼ぶなと何回言わせるんだ」

「あ、聖帝だっけ?」

「なんだ」

「私好きな人できたの」

「!!?」

「その人ね、雷門のサッカー部で、あ、もちろん私はサッカーに関わってないよ〜。剣城京介くんっていうんだ〜」

「剣城か…」

「知ってるの?」

「ああ、彼は優秀なサッカープレイヤーだからな」

「ほ〜、それでね、シード?らしいんだけど、修也くんがフィフスなんちゃらのトップなんでしょ?表では」

「ああ。それがどうした?」

「剣城くんに酷いことしたら私、修也くんのこと嫌いになるから」

「(唖然)」

「絶対にいじめちゃだめだよ?」

「もちろんだ」

「修也くんだいすき〜!」






昔から豪炎寺は玲央には普通だが、美羽には滅法弱い。
美羽もそれをわかってお願いする。
サッカーには関わらないから、豪炎寺の事情は知っている。玲央は知らない。