1年と

呪術高専1年生に野薔薇が加わり全員が揃った数日後。

いつも通り3人が朝教室に着き、授業まで各々ヒマをつぶしていた。

虎杖「ここって普通の授業もやるんだなー」

伏黒「当たり前だろ。まあ、呪術界の歴史みたいなのも多いけどな」

虎杖「ってか、授業って五条先生がやんの?」

釘崎「うわそれ最悪」

五条「何が最悪だって?」

突然会話に入ってきた五条に、虎杖は驚いて声をあげた。

五条「ほんとは授業もやってあげたいんだけど、そうもいかないんだよねぇ。ほら僕最強だから」

伏黒「五条先生、6分遅刻ですよ」

五条「まあまあいいじゃない。今日はみんなにプレゼントがあってね、――おーい、入ってきて!」

虎杖「えっ、転校生!?」

転校生の呼び方だったが、五条に呼ばれて教室に入ってきたのはどう見ても成人女性。

五条「1年副担任の七海律子ちゃんでーす! "りっちゃん"って呼んであげてね!」

律子「その呼び方やめてください」

五条に肩を組まれて嫌そうな顔で立っている長身の女性――七海律子は、そう言い返すとため息を1つ吐いた。

律子「初めまして、七海律子です。今年度から副担任になりました。よろしくお願いします」

五条「もーそれはさっき僕が言ったでしょ。自己紹介してよ、好きなタイプとか! えっ? 伊地知がタイプなの!? ヤッバ〜い!」

律子「ぶん殴りますよ」

五条「いだだだだだ! ちぎれる!」

触れないはずの五条の手の甲を渾身の力でつねった律子は、五条を教室の外に追いやった。

律子「……騒がしくしてしまいすみません。では授業を始めましょう」

3人『いやいやいや』

クールな伏黒もさすがにこれにはツッコまざるを得なかった。

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