巻き込まれ

透夏「硝子先生、腕取れた。治してくださ、い……?」

任務中に切られた片腕を小脇に抱えた透夏が解剖室に入ると、全裸の虎杖と五条がハイタッチをしているところに居合わせた。

五条「あっ」

虎杖「透夏!? 何で腕取れてんだよ、痛くねえの!?」

透夏「うん、あんま。――あれ、いっちー、白目むいてる。大丈夫?」

家入「生き返った虎杖より君の方が重症だな。治すからこっち座って」

透夏「やったー」

家入「っていうか君、自分で治せるのに毎回来るよね」

透夏「硝子先生に会いたくて」

家入「そういうのは五条に言ってやれ」

家入が透夏の腕を反転術式で治療している間、五条は虎杖と話している。

虎杖「なあ先生、透夏のあの腕、全然痛くなさそうだけどあれも呪力でできんの?」

五条「いや、この子特級呪霊だから」

虎杖「は?」

五条「っていうか透夏、またカーディガンだめにしたでしょ。もう何着目?」

透夏「2着目!」

五条「ブッブー、12着目で〜す」

透夏「……悟、ごめーんね?」

透夏は小首を傾げてうるうるした上目遣いで甘えた声を出す。それが五条に効くのを知っていた。

五条「ン"ッ………………許す」

家入「チョロすぎるだろ」

HOME