樋口と浮気-1
※樋口と浮気するIF
放課後、日直に当たっていた私と樋口はプリントの整理などという雑用係を押し付けられていた。
「めんどくさいな〜」
「ね〜」
決められた順番でプリントを重ねてホチキス留めをするだけの作業にすでに樋口は飽きていて、もはや手は動いていない。ホチキスを無駄にカチカチ鳴らして遊んでいる。
「樋口もやってくれないと、一生部活行けないよー」
「そしたら、一生舞田と2人きりだねぇ」
「だねぇ」
適当に返事をしていると、机を挟んで正面に座っていた樋口は突然立ち上がり、こちらに両手を伸ばしてきた。
そして、両手のひらで顔を挟まれた。
「え、なに」
「うーん……好きだな〜」
「なにが?」
「舞田の顔」
「はぁ。どうも」
樋口の顔も割とかわいいと思うけど、急に何なんだという疑問が先にくる。まあ、ミスターマイペース樋口の行動を予想するのは難しいから、考えても仕方ない。
「あー、なんか、したいなぁ」
「今度はなに」
「キス」
「は? ーーん、っ!?」
樋口は私の頬を押さえたまま唇を合わせてきた。ちょっと待って意味わかんない。
「ひぐ、ん、ちょっ、んむ」
「口開けててね」
「やぁ、ね、ほんとになにっ、ちょっとぉ!」
樋口の手を掴んでみるも、意外と力が強くて離せない。顔を逸らそうとするが、樋口はご機嫌そうに笑って、舌まで入れてきた。
「ん、ひぐち、いっかい手ぇはなして……っ」
「なるほど、こういう感じかぁ」
聞いちゃいない。
もはや抵抗しても無駄なので、樋口が満足するまで大人しく待つことにした。
「あれ、抵抗しないの?」
そう聞く間も顔は押さえられている。
「もう、なにがしたいの」
「うーん、さっきまでは、舞田とキスしたいなーと思ってたけど」
うわ嫌な予感。
「エッチしたいな〜」
「バカなの?」
「二階堂とはもうしたんでしょ?」
かわいく首を傾げてかわいくないことを聞いてくるな。
「それは……まあ」
「週何回?」
「シフト制じゃないから。決めてるわけないでしょ」
「ふーん」
樋口は納得したのかしていないのかわからないが、ようやく私の顔を解放した。と思ったら、制服のネクタイを引っ張ってはずそうとし始めた。
「じゃあやろっか」
「なんでそうなるの。ネクタイ引っ張んないでって」
「この大きさなら、挟めそうだなー」
勝手に胸を両側から持ち上げられて、引っ張られていたネクタイが谷間に挟まれた。男子ってほんとそんなん好きだよね。
「おっぱいって、いつも重くないの?」
「重いよ。てか、離して」
「やっぱり〜。たまに机に乗せてるの、えっちだなぁと思ってたんだ」
そんなことだろうとは思っていたけど、樋口はそのまま胸を揉んでくる。
「舞田もボクの触っていいよ」
「いや、別に触りたくなーーっや、え、うそ」
正面から私の横に移動してきた樋口に手を取られ、制服越しの股間を触らされた。そこはすでに硬くなっていて……って、そうじゃなくて。
「びっくりした? ボク、結構おっきいんだよねぇ」
「……びっくりした」
樋口は小柄だからそんなに大きそうなイメージなかったーーそもそも友達の下のサイズを考えたことはないーーけど、あまり体格とは関係ないらしい。
そんなことを考えている間にも、勝手に手は使われている。
「んん……舞田の手、ちょうどいいサイズ。ねえ舞田〜、やろうよー、絶対気持ち良いよ?」
「……触るだけだからね」
「やったぁ。舞田ってちょろいよねー」
それ思ってても普通言わないやつ。樋口は良くも悪くも裏表のないやつだから、ついお願いされると聞いてしまう。
「大丈夫、二階堂には言わないから」
「そういう問題じゃないけど……」
「あー、でも、触るだけじゃ物足りないから、後でおっぱいに挟ませて」
「まあ、それくらいなら」
「ほんと? 舞田、早く脱いで」
これから遊びに行く子供みたいに目を輝かせた樋口。樋口も男だったんだなぁなんて、当たり前のことを思ってしまった。
*****
「舞田、良い体〜」
「おっさんくさ。二階堂も言わないよ、そんなこと」
こんなところで全裸は無理だからと、制服のシャツの前を開けて、キャミソールをめくって下着を見せただけ。
「舞田、挟んでみて」
「もー、遊んでるでしょ」
樋口は胸の谷間に指を突っ込んだ。なんだか楽しそうにしているので、つい言われるがままその指を挟んであげた。
「あー、やっぱり入れたい」
「だめ。てか、ここ教室だからね」
「でも、舞田もしたいでしょ? ほら、濡れてるし」
「うわっ、急に、ちょっと待っ、あ……っ!」
スカートに片手を突っ込んで、いきなりそこを触ってきた。確かに興奮で濡れてはいるけど、さすがに入れるのはだめだ。
「お〜、よく見える」
「やだちょっと、樋口、それ恥ずかしいからいや……!」
樋口はしゃがんで、スカートの中に頭を突っ込んできた。同時に足を開かされる。
「M字開脚〜」
「言わなくていい!」
樋口に太もも裏を持ち上げられて、椅子の上でそこを見せつけるような体勢だ。
「うお、びちょびちょだ。舞田も興奮したんだ?」