A-1

*****

艦内のとある一室。#name2#が自室として利用している部屋だ。

「お待たせしましたか、少佐?」

シャーマンはベッドに腰を下ろし書類に目を通している#name2#に声をかけた。

「シャーマン大尉。いえ、そんなに待ってませんよ。准将達とはもういいんですか?」

#name2#は持っていた書類を無造作に机に放る。

「構いませんよ」

「そうですか」

受け答えは淡々としているが、#name2#は終始考えを悟らせないような笑顔だ。

シャーマンは初めこそこの笑顔を胡散臭く感じていたが、イノベイターとして覚醒し、思考が読めるようになってから気付いたことは、このそこそこ付き合いの長い年下の上官は普段大したことを考えていないということだった。

そして――

「大尉、この後何か予定ありますか?」

「いえ、いつも通り"モルモット"ですよ」

「そうですか。じゃあゆっくりしていってくださいね?」

そして、時々何か考えているかと思えば何故かシャーマンのことを考えていることが多いということだ。

「ならば、そうさせてもらおう」

シャーマンは敬語を使うのをやめ、#name2#の隣に腰を下ろすと、彼女の右肩と後頭部に手をやり唇を重ねた。

身体に触れる手つきこそ優しいものだったが、早急に#name2#の口内に舌を差し込み、お互いのそれを絡めあう様はおおよそ優しいと言えるものではないだろう。

「ん、ん……っふ、はぁ」

#name2#の口からは熱い吐息が漏れる。

シャーマンは一度唇を離し、制服を脱がせながら今度は首筋や耳に吸い付いた。

控えめな吐息を漏らしながら時々肩を震わせる#name2#の姿に、シャーマンは少しの満足を得る。

「相変わらず良い反応をする」

やや紅潮した頬に、惚けたような、それでいて物欲しそうな視線。

「だって、なんか、じんじんするから……」

「どこが?」

「ん……ここ、です」

#name2#はシャーマンの手を取り、軍服越しに自身の秘部へ当てる。

「淫乱だな」

「大尉のせいですよ」

「そう思われているなら、そうしよう」

シャーマンは露になった#name2#の上半身を愛撫しながら、同時に秘部を押すようにゆっくりと擦る。

「う、んっ、大尉、もっと……」

#name2#は自ら腰を動かした。

「"大尉"にそんなことをさせる気か、少佐殿?」

「……デカルトさん」

HOME