B-2
「私も彼もパイロット」
※地の文などちゃんと書いていた夢主視点の話を先に作成していましたが誤って削除してしまいました(泣)
【グラハム視点】
ある日の訓練を終えた後のロッカールーム。
MSWADメンバーでの訓練後、残ってトレーニングをしていた#name4#は、遅れてやってきた。
……しばらく、#name4#の着替えを眺めるとしよう。
シャツを脱ぎ、タオルで汗を拭く#name4#。
華奢な背中だ……。
「……あの、エーカー中尉。戻られないのですか?」
「いや、まだ戻らない」
「……そうですか……」
「#name4#」
「はいっ!?」
「ん、何を驚いている?」
「い、いえ、何でもありません!」
「何か、ご用ですか……?」
「……君は……」
「#name4#、君は今誰かと付き合っていたりは、するのか」
「……付き合うって、恋愛とか、そういう……?」
「ああ、そうだ」
なぜそんなことを、と言わんばかりの表情だ。当然だろう。
しかし、#name4#本人は気づいていないようだが、実際事務方の女性陣に人気があるとカタギリから聞いていた。
「いえ、いませんが……」
「ほ、本当か!?」
「はい」
「そうか……」
不思議そうな表情の#name4#に、嘘ではなく本当に交際相手がいないのだろうということがわかった。
「ならば、君に提案したいことがある」
「え? あ、はい。何でしょうか?」
「そう畏まるな。これはプライベートな頼みだ」
「――私と付き合ってほしい」
「…………え?」
「君は今誰とも交際はしていないのだろう」
「それは、してませんけど……でも僕は――」
「君も私も男だということはわかっている」
「だったら何故そんなことを……!」
「好きだから、では納得出来んか」
「えぇっ!?」
「そんなに驚くこともあるまい。私は常々、君にアピールをしていたつもりだが……その様子だと気づいていないようだな」
「君のことはたまたま見かけて、一目惚れだった。それから君が第二航空戦術飛行隊に所属しているのを知って、そのすぐ後にMSWADに配属された時は、まさに運命を感じた」
「ちゅ、中尉……」
「答えは出たかね?」
「いや、あの、突然すぎて状況に理解が追いつきません」
「そうか。ならば君は首を縦に振るだけで良い」
「中尉!」
「冗談だ」
「だが、私との交際については考えておいてくれ。出来れば前向きな検討を願いたい」
それだけ言って、私はロッカールームを出た。
「はぁ……ついに、言ってしまった……」
中々二人きりになる機会がなかったため、つい勢いに任せてしまったが……。
果たして彼は、#name4#はどう思っただろうか。
……とりあえず、カタギリにでも言ってみるか。
そうと決まれば、後は我が盟友のいる研究室へ急ぐだけだった。