ハイスクールD×D
・ヴァーリ・ルシファー/男主(ハーフ悪魔)
【夢主】
・駒王学園の2年生。イッセーと同じクラスで隣の席
・木場とは違った系統のショタ系美少年として人気
・夢魔(サキュバス)と人間とのあいだに生まれ、自身もその性質を宿す。が、男性であるにもかかわらずインキュバスではなくサキュバス
・男性の体液、主に精液を摂取することで生命を維持するが、ハーフ悪魔なので普通の食事でもエネルギーを補うことは可能。牛乳が好き
・体液にも味があるらしく、ヴァーリのは好み。ヴァーリも特に拒否しない
・同じくドラゴンの力を宿すイッセーにも興味を持っているが、ヴァーリとしては自分以外に興味を持たれるのはあまりおもしろくない様子
・白と赤どっちがおいしいかなーとか言っているのでワインかよというツッコミを受ける
・普通の高校生活を送っているのは本人の希望
・一人暮らしだが気付くとヴァーリやアザゼルあたりが家にいたりいなかったりする
・魔力の扱いは得意なため学園内でハーフ悪魔であることはリアスやソーナにすら気づかれていない。サーゼクスは知っている
・イッセーとのホモ疑惑被害者でもある
・桐生いわくサイズは"それなり"
・髪や目は濃いピンク色だがサキュバスの特性である変身能力で黒く見せている
・男性型のサキュバスは過去に前例がなく、そのことから気味悪がられ周囲に疎まれ、孤児となる
・その後はシェムハザに拾われアザゼルに育てられ、似た境遇のヴァーリとは兄弟に近い幼馴染み
・視界に入るものの重力を操作する神器(セイクリッド・ギア)を持つ(暫定)
・普通にGをかけたりもできるが人の体内のみでの作用など細かい応用がきく能力
・直接触れたりせずに簡単に相手を殺せることからわりと危険な能力に分類されており、アザゼルが開発したコンタクトレンズで能力を抑えている。ちなみにメガネタイプもある
・考えたけど使う予定のない設定
・名目上はサーゼクスの監視下にあることになっているが実質そのあたりを管理しているのは育て親であるアザゼル
・戦闘系ではないが、最低限の体術は身に着けている。上級悪魔まで昇格しており魔力も割とある
・三大勢力のトップ会談が駒王学園で行われたときにアザゼル側にヴァーリと共におり、そこで初めてバレる
・和平を結んだあとはアザゼル先生と共にオカ研に所属し、ヴァーリのためにイッセーが強くなる手助けをする
・サキュバスの特性上、隼人に求められると基本欲に抗えなくなるためある意味では最強の悪魔といえるかもしれない。隼人自身はその能力を発揮することはあまり好んでいない
・巨乳は好きだが貧乳はもっと好き
・桐生にはサキュバス的な親近感を感じておりかなり好感度が高い
*****
・イッセーから見た夢主
「イッセー君どうしたの? なんか今日そわそわしてるけど」
そう声をかけてきたのは隣の席の登坂裕斗――別名"ショタコン殺し"の美少年。
ギャスパーもどっちかといえばその系統だけど、女装癖のあるギャスパーとは違ってこいつの場合はどう見ても男だ。
昼休み、松田と元浜が購買に行っている間、登坂と話すことが多い。今日も今日とてパック牛乳とカップ麺という異様な食べ合わせを好む登坂は相変わらずの美少年ぶりで、腹が立つぜ。
「いや、別に何でもねーよ」
本当は何でもなくはない。ついこの前、左手を代償にして以来、ドラゴンの"気"を定期的に吸い出して貰わないといけない状態になってしまった。実は今も少しヤバい。
*****
・悪魔バレ回
悪魔、天使、堕天使――三大勢力のトップが集まる会談。
そんなエラい場に、俺たちグレモリー眷属も参加することになってしまった。
リアス部長の先導で会談が行われる部屋に着くと、そこにはすでにトップたちが揃っていた。
悪魔側、魔王サーゼクスさまにレヴィアタンさま。
天使側、つい先日アスカロンを授けてくれたミカエルさん。
堕天使側、総督アザゼル。
それぞれの後ろには俺たちグレモリー眷属やグレイフィアさん、生徒会。知らない女の子に、「白い龍(バニシング・ドラゴン)」ヴァーリ。そしてその横に、思いもよらない奴がいた。
「登坂……? お前、何でこんなところにいるんだよ!?」
アザゼルの後ろ、壁にもたれるヴァーリのすぐ横にいたのは、見慣れた駒王学園の男子制服を着た、クラスメイトの登坂裕斗だった。
それに驚いたのは俺だけじゃない。アイツと交流のあったアーシアや木場、それどころかリアス部長までもが驚愕した表情を浮かべている。
「あなた、うちの生徒なの……!? どういうこと、オカ研と生徒会以外に悪魔がいるなんて聞いてないわ。それに私やソーナですら気がつかなかったなんて……」
登坂が発しているのは明らかに人間とは違う、悪魔の気配だった。
しかも、髪の毛の色が見慣れた黒じゃなくてピンクになっている。
「ハハハ、すまんな。こいつがどうしても普通の学生生活を送ってみたいと言うもんだから、ついな。別に迷惑はかけてないだろ?」
そう悪びれもせずに言うアザゼルは、全て知っていたようだ。
「つーか、何で登坂がヴァーリの、アザゼルの側にいるんだよ? うちの生徒なんだろ?」
「あー……ごめんねイッセー君。ええと、僕、ハーフ悪魔なんだけど、小さい頃からアザゼルさんに育てて貰ってさ。ヴァーリとは幼馴染なんだ」
*****
・ヴァーリとヤるだけ
いつも通りに部活を終えて家に帰ると、ヴァーリがいた。
「あれ、どうかした? ヴァーリ」
「裕斗、腹は減ってないのか?」
「え? ……うーん、減ってるかな」
嘘だ。別にお腹は空いていない。
けどヴァーリから誘ってくるなんてことは珍しいから、つい乗ってしまった。
普段黒歌さんに言い寄られてもあっさり断るヴァーリだが、彼とて半分は人の子、それに悪魔は欲望に忠実な種族だ。欲がないわけではないんだろう。
あまりにも女に興味を示さないから、僕は一時期そっちの気があるのかと思っていたけど、特にそうではないらしい。かといって女にはそれほど興味もないみたいで、正直よくわからない。
しかし時々とはいえ僕を誘ってくれるのは嬉しいし、僕もヴァーリの味は好きだ。
と、そんなことを考えていると、まだカバンも置いてないというのに勢いよくリビングの床に押し倒された。
「うわっ、ちょっと、シャワーくらい浴びさせてよ」
「む……わかった。洗ってやろう」
しぶしぶといった様子だったが、変な優しさを発揮したヴァーリはいったん上からどいてくれた。
「行くぞ」
マイペースにも僕を抱え上げたヴァーリの向かう先はもちろんバスルームで、着いた途端に制服を脱がされる。
というか、"洗ってやる"ってことは、ヴァーリも入るつもりなんだろうか。
とりあえずされるがままになっていたが、下着まで人に脱がされるのは恥ずかしいので、ヴァーリの手を止めた。
なんかまた不服そうにしてるけど、僕にも一応プライドとか羞恥心があるって知らないのかなヴァーくんは。
*****
・イッセーと抜きっこ
※夢主オカ研加入後
突然だが登坂がうちに泊まることになった。
理由は簡単、母さんが登坂のことをめちゃくちゃ気に入ってしまったからだ。
確かにこいつは基本イイ奴だし、美少年だ。母さんみたいな年上にモテるのも理解できる。
そういうわけで割と押しに弱い登坂はうちに、それも俺の部屋に泊まることになってしまった。
父さんは「こんなかわいい子をイッセーと同じ部屋にしたら間違いが起こるぞ!」なんて言っていたが、さすがの俺も男相手に変な気は起こさねーよ!!
と、思っていたんだ。さっきまでは。
「イッセー君、ごめん……僕、お腹空いた……」
深夜、床に敷いた布団で眠っていたはずの桃井に起こされて、何事かと思ったらそんなことを言われた。
「ああ……カップ麺ならあるけど、それでいいよな?」
俺はといえば、まあ、人ん家で勝手に夜食なんて食べられないもんな、なんてのんきなことを考えていた。
ベッドから下りて立ち上がろうとすると、登坂に服の裾を引っ張られて止められた。
「どうしたんだよ?」
「……そうじゃなくて、その……サキュバス的な空腹っていうか……」
「え?」
そそそそ、それってまさか、
「イッセー君の精液、貰えない?」
まさかだったー!!