奴隷のお嬢様
「お前には、跡部 景吾と婚約してもらう」
「え・・・・ちょっと待ってくださいよ・・・跡部さんと婚約だなんて・・・約束が・・・」
「これは決定事項だ。お前に拒否権はない。それに約束は有効だ。多少話すのは仕方ないが、バレたらどうなるか分かっているだろうな」
「・・・ッ」
ギュッと唇を噛み締める。この高らかに笑っている目の前にいる男を殺してやりたくなる。何を考えているのか分からない。
「おい。いつまでそうしている。早くしろ」
「・・・は、い・・・」
ああ、また始まる。大っ嫌いなこの男に抱かれなければならない。私はこの男に逆らうことも出来ないから黙って従うしかないのだけど。
衣服を脱ぎ、生まれてきたままの姿になり、座っている男の前に立つ。その男の前に屈み、ベルトを外し、ジッパーを下ろし、その男自身を舐めたり、口に含んだりして奉仕していく。
毎日毎日、この男・玖条 忠に犯されている。いや、この男だけじゃない。この財閥の者だったり、一族の者だったり、時には複数で。ここ2年でそれが普通になってきた。逆らうことも出来ないからただただ従うのみ。私は玖条 紋佳。この男は私の父親の弟。つまり、叔父にあたる。こんな奴に触られるだけでも嫌。だけど、大好きなリョーマや皆が私の所為で殺されるのは、もっと嫌だから、耐えるしかないんだ。今は、それしかないんだ。
やっと解放されたのは、日付が変わった頃だ。大体が叔父が気が済むまで行われる。抵抗・反抗しようものなら殴られる。酷くされる。だから、抵抗も反抗もせず、耐えて早く終わるのを待つだけだ。だるい体を無理矢理動かし、自室へ向かう。まだ、仕事が終わっていない為、今からやるしかない。
「今日までに終わらせないといけない書類がまだ残ってたんだ」
まだ、救いなのが日中は学校に通っているため、授業中に寝ればいい。睡眠時間は確保できる。それが私の1日だ。
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