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Blood Poisoning


「スイ、今生理中か?」


「えっ?」


白龍と2人きりで書類を整理していたら、白龍が突然そんなことを言い出してきた。


「えっ、いや、まあ、そうだけど……」


私がどもりながら答えると、白龍はペンを置いてにっこり笑った。


びっくりしすぎて頭が真っ白になった。彼に生理の日を教えたことなんてなかったし、うん、あの、少し引いた。



「においがした。血のにおいがな」



かたんと白龍は椅子から立ちあがった。そして、笑顔の仮面を張り付けながらこちらに迫ってくる。


私は思わず身の危険を感じて後ずさりした。


思わず書類を落とすほどに。


……血のにおいって、生理のにおいってわかるものなんですか?私生理のにおい嗅がれたの初めてだけど。


結局は逃げきれなくて、壁際に追いやられてしまった。白龍に壁ドンされる。



「は、白龍、まだ仕事が……」


「そんなもの別な奴にやらせればいいさ」


くんと白龍の顔が近くなる。


……昔の白龍とはちょっと、いやかなり違う、自信に満ち溢れ、迷いの一切ない目。


最近の白龍はわからない。前は優しく私を守ってくれた。今はちょっと毒々しい。


でもその目で私を見つめないでほしい。私を吸い込んで、そのまま離れられなくなりそうだから。


白龍はひょいと私を抱いて、そのまま白龍の仕事机の上に乗せられた。足を閉じようとしても、白龍に止められた。



「足を広げろ」



命令口調。私の答えを待たずに白龍は私の足を豪快に広げた。


「……っ、白龍っ!恥ずかしいって」



私の股下は赤い血でぐっしょりだ。中も赤くてらてら光ってる。


私が足を閉じようと力を入れても白龍の力に勝てなくて、彼の強さに負けてしまう。



力を入れながら、そこを白龍がなめるように見つめた。余程面白いのか興奮するのか、口角が上がっている。


なんだか、余計恥ずかしい。



白龍は私の股下に口をつけた。


彼の舌が私の蜜口に触れて、ぴくりと跳ねた。生暖かい感触に私は声を抑えることは出来なかった。


白龍は執拗に私の蜜口を舐め、今度はまるで焦らすようにその回りを舐め始めた。


熱い吐息が股下にかかる。下を向くと真剣な白龍の顔……が私の股下にある。


恥ずかしいやら、……興奮するやら。


今度はまた蜜口を舐め始めたかと思うと、中に舌を入れて乱暴に掻き始めた。


「ひっ……つ………うんっ…」


ちゅるりと舌を抜くと、間髪入れずに蜜口を吸った。


ぢゅるるるる、と、淫らな音が耳に響いた。


「はっ……ん、ダメ、白龍……」


ちゅうちゅうとまるで子供のように、血に白龍は吸い付く。


生理中のせいか、私はいつもより敏感で、ダメと言いながらも、喘ぎながら快楽に身を委ねていた。


ふいに白龍は舐めるのをやめ、自信を私の中に入れた。


口元は赤く、目がギラギラと光っている。


危ない顔だ。


ずっ、と白龍は動いた。


「いつもよりガバガバだぞ?」


「生理中だから……」


また白龍が動いた。「ひっ」と反射的に上擦った声が出る。


白龍は容赦なく私を突いた。私の良いところを、突いて、突いて突いて、血が溢れるくらいに突いた。


良いところから奥まで一気に突く。そんな攻め方をされたら私の絶頂はもう、すぐだった。


白龍は、無意識か絶えず口角をあげていた。


「いくか?スイ」


汗で濡れた髪を激しく揺らしながら、白龍は私の髪を撫でた。


言葉を紡ぐ余裕すらない私はただ、こくこくと頷いた。


白龍は笑いながら大きく突いた。


「あっ!……………っ…!」


頭が真っ白になった。

するととたんに白龍は自信を私から抜き出し、外に精液を出した。


「………?」


いつもは遠慮なく中に出すのに。


ぼおっと白龍を見てると、目が合った。


「ああ、もったいないじゃないか。せっかくこんなに血が出てるのに」


そう言って、白龍はまた蜜口に口付けた。

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