Short

私の足を舐めなさい


※短いし本番ないし意味不





「私の足を舐めなさい、黒子テツヤ。」













ふらふらと虚ろな目をしてやってきた黒子テツヤ。服はドレイが着る薄汚れた服一枚。ジャラジャラと動くたびに、首輪についた鎖が音をたてた。




そんなはたからみればちょっとヤバい感じの少年の前には私。



服は白雪姫が着そうなドレスで、けっこう高めの椅子にふんぞり返って座っている。




そうして舐めるように黒子を見ながら、私は言った。




「…………はい。スイ様」





す、と黒子は私の前でしゃがんだ。私は靴を脱ぎ足を出す。





黒子はちゅ、と一回親指にキスしたあと、足を舐め始めた。




とろんとした目で、少し顔を朱色に染めて夢中で足を舐める。



親指の先を、足の裏側を、指と指の間を。



くすぐったくて、べとべとするけど全然気にしない。むしろもっと舐めてほしいし、もっといじめたくなる。



「これじゃあ全然満足できないわ。もっと声を出して舐めなさい。」




ぐりっと足を前に突き出した。黒子は目を細めて親指を加えた。



「んっ……ふ…んん…………っ…」



ちゅぱちゅぱとさっきよりも声を出してしゃぶる。ぱっと親指から口を外すと、今度は荒い息を立てながらさっきよりも激しく舐める。



「はあ……ん………んは…………」




ときおり足を動かすと、面白いくらい反応する。すっと足を引けば、四つん這いになって足を追いかけた。






「まるで犬みたいね。」




私が言うと、さも嬉しそうに顔を赤くした。



「犬みたいって言われて興奮するの?黒子ってホント変態。」





ぐい、と黒子の頭を上にあげた。




「ねえ黒子、貴方は生涯誰の犬であるの?」



黒子はあたりまえのように答えた。




「僕は一生貴方様の犬です。」







私は笑った。


なんてかわいいのだろうか。


「ふふふ、かわいい黒子。これからもずっとかわいい黒子でいてね。」





私は黒子にキスをした。

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