神「〇〇はどんなことしたい?」
『ん〜、わたしはショッピングモールで目的も無くブラブラしたいかなぁ』
紫「え、食べ放題じゃないの?」
廉「観光地でひたすら食べ歩きやと思っとった」
どんなデートをしたいか。
新曲のテーマに合わせ、聞かれた質問に答えると、
それはもう意外という顔で聞き返された。
『美味しいご飯はマストだけどね笑
ショッピングモールならなんでもあるし、雑誌とか洋服とか一緒に見て
お互いの物選んだりとか、お揃いの物買ったりしたい』
紫「〇〇そういうの好きだもんね」
『うん。さりげなく分かるアクセサリーとか欲しい!』
海「待って、そのデートめっちゃ楽しそう」
岸「でも買い物って結局お互いの好み分かれるからね」
『……………岸くんとは行かないからいいもん』
岸「え、?!」
『皆さーん、こんにちはー。〇〇でーす』
メイキング用のカメラへ向けて手を振る。
『今日は、lovin'youのミュージックビデオ撮影の為、
大型ショッピングモールに来ています』
『閉店後の店舗をお借りしている為、人が全くいません笑』
『撮影が始まるまで暇なので、
ちょっと近くの店舗を散策していきたいと思います』
行きましょう!とカメラさんを連れて歩き出そうとすると、
それを遮るように横でスタンバイしていたメンバーがニヤニヤと笑う。
「こら!ちょっと!笑」
『ふふ、なあに?』
「俺の紹介をしてよ!せっかく来てあげたのに!」
『それでは、改めましてご紹介します。
本日のお相手役、平野紫耀くんでーす』
「どーもー。平野紫耀でーす」
『今回はよりリアルなデート風景を撮ろうということで、
わたしも何回か撮影に参加させていただいたんですが、
紫耀の撮影にだけは参加出来なかったので嬉しいですね』
「そう!ほんとそうだからね!
俺だけいっっかいも一緒に撮ってくれなかった!」
『だってスケジュール合わなかったんだもん笑 許して?』
「や、まあ……それは、結局〇〇の相手役が俺だからいいけどね?」
『映らないけど』
「ね、そう。それ気になってたんだけど、ほんとになんにも映ってないの?」
『うん。わたしでもたまに手元がちょっと映るくらいだから、
ファンの人でも気付かないんじゃないかなぁ』
こちらの姿が映らないよう、何度も取り直したところだってある。
メインはあくまでもメンバーなので、
今回は本当に、相手役というよりカメラ役兼話し相手だった。
「でもなんかいいね。そうなるとこのメイキング見て初めて
あ、相手役平野だったんだ!って分かるわけでしょ」
『うん。一種のサプライズだね』
「俺だけ〇〇いないけどね」
『まだ言う?笑』
「そういえばその服可愛いね」
『ほんとに?スタッフさんとすっごい考えたの』
「首元緩いのがちょっと気になるけど」
『嫌?』
「嫌っていうか、まぁ……いや、じゃないけどぉー……笑」
首元が大きく開いたニット生地のトップスを見て、
急にニヤける顔を手で覆う紫耀。
「可愛いけどやじゃん!笑」
『紫耀にやだって言われても、笑』
「気になるんだって!嬉しいけど……なんていうか、こう、
好きな子と外でデートする時は複雑っていうかさ、笑」
『でも好きでしょ?』
「……………それは、………まあ、好き、ですねぇ、」
『あははっ!』
「っ最悪!笑 もう!くっっそ恥ずいんだけど! 」
カメラを回していたスタッフさんからも、
平野さんニヤけすぎですよ、と指摘された紫耀の耳は、少しだけ赤かった。
「こっちのデザイン良くない?」
『ほんとだ!可愛い!』
「これならレディースもありそうだから一緒に買っちゃう?」
『紫耀もこれでいいの?』
「うん、俺これがいい」
「サイズいくつだっけ?」
『23.5〜……いや4?笑』
「両方履こっか笑」
最初に訪れた靴屋さんで、お揃いのスニーカー探し。
撮影ということも忘れ、紫耀と色々なデザインを見ていると、
監督さんからは同じ絵が多すぎる、と怒られる場面もあった。
そんな中、気に入ったデザインの靴を見つけた場面を撮っていると、
そのままサイズ違いの靴を二つ持った紫耀が、急にわたしの前に跪く。
『え、なに、笑』
「?どうぞ履いてくださいってこと」
『やだよ、恥ずかしいって笑』
「え?」
おそらく、紫耀は天然でやっている。
しかし、監督さんからも、〇〇ちゃん照れないでね〜笑 と半笑いで注意さてしまった為、わたしは、仕方なく紫耀の持つ靴に足を合わせることになった。
「お、ぴったり?」
『うん、23.5かな』
「じゃあこれ買おうか」
『ちょっと歩いてみてもいい?』
「うん」
椅子から立ち上がるわたしに、
ちゃんと手を貸してくれるのも紫耀の優しいところ。
『わ、歩きやすいよ!』
「良かったー!じゃあそれ買って今度はお揃いでデートしよ」
『キャンプとか?』
「そうだねぇ、〇〇付き合ってくれなかったから笑」
『ごめんって笑』
二人で手を繋いでお会計まで靴を持って行くカットを撮り、
このお店での撮影は終了。
次に向かう飲食店での撮影に向け、場所を移動する。
「ランチどこで撮るんだっけ」
『オムライス屋さんだよ』
「まじて!?」
『うん』
「やったー!いっぱい食べよ!」
「〇〇のデミグラスボリューム感半端ないね笑」
『うん、美味しそうでしょ。
ここのデミグラスオムライス大好きなんだ。ちょっと食べる?』
「いいの?」
『うん。あーん』
「あー………っ!アッち、!笑」
『ちょっと!笑』
出来立てのオムライスを口に運ぶも、
スプーンが触れた瞬間飛び上がり、カメラを落とす紫耀。
これにはさすがの監督もちょっと平野くん!笑 と撮影を中断し、
平野くんの撮影じゃないんだからね、と笑っていた。
『2テイク目いきますよ?』
「お願いします、笑」
再びスプーンにすくったオムライスを持ち、紫耀の口に運ぶ。
『美味し?』
「ふん、おいひ、笑」
『じゃあわたしにも一口ちょうだい』
「ん、ちょっと待ってね………」
『、こら!そんなに口に入らないから!笑』
「え?笑」
『ちょっと、!多いって!笑………っんむ、ふ、笑』
「あはは!いけるじゃん〇〇!笑」
『…あっふ、……んま、』
「かわい、笑」
その後、二人でくだらない話をしながらいつも通りの食事をして、
空っぽになったお皿を前に手を合わせた。
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フラれる岸くん面白すぎたwwww
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【速報】〇〇の相手役 正解 平野紫耀
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一人だけ〇〇ちゃんと撮影出来なくて拗ねてた紫耀くん可愛い笑
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オフショルのトップスに独占欲出しながらも欲を隠せない平野紫耀
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ナチュラルに跪く平野紫耀王子様すぎてしんだ
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MVでも思ったけどメイキング見るとより本物のカップルで泣いた
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メイキングほんとやばいただのしょう〇〇カップル
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王子と姫のデートなんて我々が安易に見てもいいのか
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待って、待って待ってほんと無理オムライスのメイキングで〇〇に可愛いって言ってるの絶対素じゃん、、、しんだ、病む
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もうこれ現実で良くない??現実か(現実か??)