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2026 06/19

「マンドリカルドー!月見酒、しよー!!」
「うぉっ?!リツカ、いきなり来ないで欲しいっす!」
ある日の事。ある企みをしながら、リツカは突撃するようにマンドリカルドの巣にやってきた。驚きながら叫ぶマンドリカルドににこにこ笑いながら、リツカは持って来たものを見せながら言う。
「良いお酒が手に入ったんだぁ。今日の月は綺麗だし。一緒にお酒、飲も?」
「いや、今日は満月じゃないっすか。だから、やめときましょ?」
手に入れた酒の入った瓶を揺らしながら、そう言うリツカ。そんなリツカに外をチラリと見ながらマンドリカルドは言う。
今宵は満月。狼は満月に性欲が高まり、一日だけの発情期を迎え、恋人や番と交わる。しかし、リツカとマンドリカルドは友人だ。親友ではあるけど、恋人ではないのである。それなのに一緒に過ごし、更には理性が無くなる可能性が高い酒を飲むのは危険であった。
予想通りしぶり、さり気なく帰るのを勧めてきたマンドリカルドにリツカはにこにこ笑いながら言う。
「いいじゃんいいじゃん。ちょっとだけ。ね?ちょっとだけ。マンドリカルドがちょっとお酒を飲んだら、俺、帰るからさ」
「…仕方ないっすね。ちょっとだけっすよ?」
「ありがとう、マンドリカルド!」
「…っす」
わざとあざとく可愛こぶって甘えるようにちょっと首を傾げて上目遣いでリツカが言うとマンドリカルドは少し考えた後、頷いた。そんなマンドリカルドにリツカはにぱ!と笑いながら、マンドリカルドに抱きつく。そんなリツカに複雑そうな顔をしながらもマンドリカルドは頷いたのだった。
「へへ。マンドリカルドと一緒に月見酒。嬉しいなぁ」
上機嫌に笑いながらリツカは酒を飲んでいく、えへへと笑いながら、満月を見て、持参した美味しい酒を飲んだ。そんなリツカを静かに見ていたマンドリカルドが声をかける。
「リツカ、飲み過ぎじゃないっすか?一人で帰られるっすか?」
「やだやだ。帰んない。今日はマンドリカルドの巣に泊まるもん。そう決めたもん」
マンドリカルドの言葉にリツカは首を左右に振りながら駄々っ子のように嫌がり、我儘を言う。気のせいか、顔が赤い。そんなリツカを見たマンドリカルドは諦めたようにため息をついた。
「べろべろに酔ってるじゃないっすか、リツカ…これは一人で帰れないっすね…仕方ねぇ、泊まらせるか…」
「わぁーい!マンドリカルド、ありがとうー!!」
マンドリカルドの言葉を聞いたリツカは嬉しそうに笑いながら言った。余程嬉しいのか、耳も尻尾もぱたぱた揺れている。そして、上機嫌に更に酒を飲んでいった。そんなリツカにマンドリカルドは、またため息をついた。
「やだやだ!マンドリカルドのベッドで寝るの!!」
ようやくリツカの持ってきた酒が空になったので、マンドリカルドはさり気なくもう酒を飲むのはやめて休もうと言ってきた。それを聞いたリツカは待っていましたとばかりに顔を輝かせ、マンドリカルドの巣の中に一緒に入っていく。マンドリカルドが客用の布団を敷こうとするのを見たリツカは再び我儘を言ってきた。酒に酔ったからか、首を左右に振りながら駄々っ子のように我儘を言い出すリツカにマンドリカルドは、またため息をつく。
「んじゃ、俺が客用の布団に…」
「一緒に寝るの!今日は俺、マンドリカルドのベッドでマンドリカルドと一緒に寝るの!!」
マンドリカルドの言葉を聞いたリツカはまた我儘を言い出した。マンドリカルドに後ろから抱きつくとやだやだと首を横に振って甘えてくる。そんなリツカにマンドリカルドは困った顔をしながら振り向き、言った。
「いや、あのな、リツカ?一緒に寝るのは、ちょっと…」
「やだやだ!一緒に寝るの!!マンドリカルドと一緒じゃないと、やだぁ!」
言い聞かせるようにマンドリカルドが言ってもリツカはまた我儘を言う。やだやだと甘え、終いにはすんすん泣きながら駄々を捏ねるリツカにマンドリカルドはこれは酒を飲み過ぎて泥酔していると思ったマンドリカルドはまたため息をつきながら言った。
「言っても聞かねぇな、これは…はぁ…仕方ねぇ…んじゃ、一緒に寝るっすか、リツカ?」
「寝るー!」
マンドリカルドの言葉を聞いたリツカは満面の笑みで叫んだ。上機嫌にえへへと笑いながら、マンドリカルドに擦り寄る。なんだかんだ言いつつ、自分を甘やかしてくれるマンドリカルドが嬉しくて嬉しくてリツカはにこにこ笑いながら、マンドリカルドに甘えるように更に後ろから抱きつくのであった。
だから、リツカは知らない。マンドリカルドの灰色の瞳が深い情欲で満ち、強暴な雄のそれだったなんて。
「へへ…マンドリカルド…マンドリカルド…」
「あの、リツカ…そんなにぐいぐい来られると、困るって言うか…」
布団に潜り込んだリツカは後ろからマンドリカルドに抱きつき、すりすりと擦り寄った。ぱたぱた耳と尻尾と揺らしながら、甘えるように抱きついてくる。そんなリツカにマンドリカルドは困惑しながら、それだけ言った。途端にリツカは悲しくそうに青い瞳と耳わ伏せる。
「なんで?マンドリカルド、俺の事が嫌い?俺と一緒に寝るの、嫌になった?」
「いや、あの、その…とりあえず、リツカの事を嫌いになるってぇのはないっすからね、リツカ?」
リツカの言葉を聞いたマンドリカルドはしばらく困ったように首をしながら、それだけ呟いた。しばらく考え込んだ後、体をリツカの方に向け、真剣な眼差しで見つめる。
「俺があんたの事を嫌いになるってのだけはないっすから。だから、それだけは安心して下さい」
「…うん!ありがとう、マンドリカルド!!」
マンドリカルドの言葉を聞いたリツカは一瞬目をぱちくりさせたが、嬉しかったのかすぐにぱっと顔を輝かせた。にこにこ笑いながらマンドリカルドに正面から抱きつき、甘えるように擦り寄る。
「ん…マンドリカルド…いい匂いがするね、マンドリカルドは…」
すんすん鼻を鳴らしながら、マンドリカルドに抱きついて甘えるように体を擦り寄らせるリツカ。これだけなら、甘えているようで可愛らしいが、そうではない。手はマンドリカルドの胸や股間に伸ばされ、さわさわと触ってくる。そんなリツカに流石のマンドリカルドも眉を寄せた。
「あの…何で俺の胸を触ったり、俺のちんこを撫でてくるんすか、リツカ?ていうか…なんか、おかしくねぇっすか?酔っ払っているにしてはあんた、おかしくありません?」
「おかしくないよぉ、マンドリカルド。俺、酔っ払った振りして襲って、マンドリカルドを雌にする気だもん」
「…へぇ?」
マンドリカルドが戸惑いながら尋ねるとリツカは上機嫌に笑いながら答えた。やっぱり酔っているからか、にこにこと笑いながら言ってしまう。だから俺、えっちなお勉強を頑張って一杯してきちゃった!とえへへと笑いながら、リツカは余計なことすら言ってしまう。それを聞いたマンドリカルドは灰色の瞳をすうっと鋭くさせながら、呟いた。
「俺を雌にする、ねぇ…どうやってっすか?」
「えっとね、まずはおっぱい揉んで。次に乳首を可愛がって、雌乳首に開発してね?それから、俺の超絶!テクでとろとろに蕩けたマンドリカルドの可愛いちんぽを俺の口で可愛いがってね?」
「へぇ?その後は?」
「ちんぽを可愛がって射精させたら、わざとごくごく飲んでね?恥ずかしがって真っ赤になっているマンドリカルドのけつまんこを可愛がるの!」
「ふーん?それで?」
「俺の指マンでマンドリカルドのけつまんこを解したら、俺のちんぽを突っ込んでね?それで、俺のちんぽでマンドリカルドを雌落ちさせて、俺の雌にして、俺のお嫁さんにしちゃうの!」
「そっすか」
マンドリカルドの質問ににこにこ笑いながら次々に答えていくリツカ。やっぱり酔っているようで、自分の言動が如何に自分を追い詰めていっているのか分かっていない。
リツカの言葉を全て聞いてリツカの企みを全部知ったマンドリカルドはリツカの両手首をがしりと掴んだ。そのままリツカの体を抑え込み、マンドリカルドはリツカの上にのしかかる。それを見たリツカは首を傾げた。
はて?何で自分はマンドリカルドに押し倒されたような状態になっているのだろう?
「あれ?」
「乳首を開発してから、ちんぽを舐めしゃぶる。その後、けつまんこを可愛がって解してから、ちんぽを突っ込んで雌落ちさせて、嫁として結婚」
青い瞳をぱちくりさせながらリツカがマンドリカルドを見上げると、マンドリカルドは無表情にそう言った。リツカ自身が言った言葉を吐き出すと、にやりと唇を歪めて笑う。
「全部、俺があんたにやってやるっすよ、リツカ。そんで、俺の嫁として俺と結婚し、俺の番になって欲しいっす」
「…え?」
灰色の瞳をぎらつかせながらマンドリカルドが言うと、流石のリツカも青ざめた。あまりの非常事態に酔いは吹っ飛ぶ。慌てて逃げ出そうとしたリツカだったが、時既に遅し。煽られに煽られ、発情しきったマンドリカルドから、リツカは逃げられなかった。

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