第三体育館組と家庭内事情
木兎「そういやさー」
木兎「由貴ってセッターと双子だったよな?」
黒尾「そうだな」
木兎「合宿の時とかあいつら全く話さなかったよな?」
黒尾「うん」
木兎「あいつらって仲悪いの?」
黒尾「直球wwwwww」
月島「見てたら分かるでしょ」
赤葦「ていうか影山さんが参加してるグループラインで話す内容じゃないでしょう」
木兎「だって気になったんだもん!!」
木兎「本人から聞きたいんだもん!!」
月島「だもん、とか気持ち悪いんでやめてもらえますか( ´∀`)」
黒尾「顔wwwwwwwww」
赤葦「結構可愛いかもねこれ( ´∀`)」
由貴「確かに可愛いですね( ´∀`)」
黒尾「( ´∀`)デショ?」
由貴「黒尾さん気持ち悪いんでやめてもらえますか」
黒尾「何で俺だけ?」
木兎「で、どうなんだよ!」
由貴「そんなに気になりますか」
木兎「めっちゃ!!!」
月島「僕も」
黒尾「俺もー」
赤葦「二人とも悪ノリしない」
由貴「いいですよ別に」
由貴「そうですね………」
由貴「互いのLINE知らない程度の仲です」
赤葦「え」
黒尾「え」
月島「え」
木兎「マジで!?」
由貴「ついでに言うならこの前兄はスマホ機種変したらしいのでメールアドレスも電話番号も知りません」
黒尾「つーことは連絡手段なし!?」
由貴「そうですね」
木兎「気安く聞いてマジすんませんでした」
月島「予想以上に不仲で笑えるwwwww」
赤葦「いやこれは最早笑えない……」
月島「君それでよく合宿の手伝いに来たね」
由貴「頭下げられたからね」
由貴「写メっとけばよかった。レアだったのに」
黒尾「レアwwwwwww」
赤葦「それされたら彼も流石に泣くよ」
由貴「そんな弱い心の持ち主ではない筈です」
黒尾「家でも全然喋んないの?晩飯とか一緒に食わねーの?」
由貴「喋りませんし食べませんね」
木兎「マジかよ。兄貴部屋で食ってんの?」
由貴「いえ、兄はリビングです」
黒尾「じゃあ由貴チャンが部屋で?なんか意外なんだけど」
由貴「いやそうではなくて、食べないんです」
黒尾「は?」
由貴「だから私、夕飯食べないんですって」
黒尾「は?」
木兎「え」
赤葦「…一緒に食事をする以前の問題だね」
月島「いやいやウソでしょ」
由貴「嘘じゃないよ。私リビング苦手だから。帰宅したらすぐにお風呂入って寝る」
赤葦「お母さんとか何も言わないの?」
由貴「特に何も」
黒尾「それ高校入ってから?」
由貴「いえ…多分小学校高学年の時くらいからだと思います」
黒尾「………」
木兎「………」
赤葦「………」
月島「え、なに。影山家って家庭崩壊してんの?」
木兎「月島ァァァァァァァァ!!!」
木兎「それ言っちゃダメって俺でも分かったぞ!!」
赤葦「それは直球すぎた!もっとオブラートに包んで!」
月島「でもそういうことでしょ?」
黒尾「由貴チャン、お母さんと世間話とかしたことある?」
由貴「ないです」
黒尾「学校のこととか話さない?」
由貴「はい」
黒尾「お父さんとは?」
由貴「全く話しません」
黒尾「うーん………それはちょっと…今後の為にもなんとかしたほうが良いと思う」
由貴「どうしてですか?」
木兎「いや小学生にリビングいたくないから晩飯いらねーとか言われたら普通心配するだろ。母親なら高校生になるまでほっとかねーだろ」
黒尾「その通り」
由貴「まあ確かに最初は母も困惑してましたよ」
木兎「分かってて食わんのかい!!」
赤葦「ご両親苦手?」
由貴「そうなんでしょうか…ちょっとよく分かりません」
月島「いや自分のことでしょ」
黒尾「由貴チャンちょっと俺と電話しようか」
由貴「何でですか?」
黒尾「こればっかは文章で話すにはちょっとねェ…」
木兎「そのとーり!!」
赤葦「できれば顔見て話し合いたい事案です」
赤葦「あんまり仲良くないって聞いてたけどここまでとは正直思わなかった」
黒尾「赤葦の為にもその悩みは解決させておくべきだな」
由貴「私それで悩んでるだなんて一言も言ってませんけど」
月島「的確なツッコミ乙」
由貴「どうも」
木兎「あーもー!由貴何で宮城に住んでんだよー!!こっち来いよ!!」
由貴「無茶言わないでください」
木兎「だって俺お前が心配なんだよ!!」
木兎「そりゃ最初は面白半分で事情訊いたけどさ、ここまでとは思わねーじゃん。なんとかしてやりたいって思うじゃん」
赤葦「同じく」
月島「まあここまで聞いておいて放置はこっちも寝覚め悪いよね。毎日顔合わせてるのに」
由貴「月島までそういうこと言うとは思わなかった」
月島「だって僕は君だけじゃなくて王様とも部活で顔合わすからね?その度にこれ思い出すとかほんと気分悪い」
由貴「ご迷惑をおかけして申し訳ありません(´Д⊂ヽ」
月島「( っ・∀・)≡⊃ ゚∀゚)・∵.」
由貴「月島って意外とノリ良いよね」
月島「君もね」
木兎「あれ?そういえば黒尾は?」
赤葦「そういえば……」
赤葦「既読ついてますけど返事ありませんね」
由貴「私の話飽きました?」
月島「そこまで彼も薄情じゃないでしょ」
黒尾「ジャジャジャーンヽ(*´∇`)ノ途中で落ちてごめんね☆」
月島「黒尾さんの顔文字って何故か腹立つんですよね」
由貴「すごく分かる」
黒尾「烏野一年の俺に対する風当たり強すぎじゃね?」
黒尾「って違う違う!見てくれよこれ!!」
【黒尾が画像を送信しました】
赤葦「何ですかこれ」
木兎「おいおいこれ!!仙台行きって書いてんぞ!!」
黒尾「今日福引で当てたの思い出して取りに行ってた」
黒尾「このチケットで由貴チャンに会いに行くぞ」
由貴「は?」
月島「え、マジで来るんですか?」
赤葦「まあこのチケット一枚で四人まで行けるみたいだし可能でしょうね」
由貴「黒尾さん本気ですか?」
黒尾「男に二言はねーよ」
木兎「会いに行くぞ由貴ー!!!」
黒尾「あ、ついでに観光案内してね」
由貴「地元民ほど地元に興味ないんですよ」
木兎「それは分かる気がする」
赤葦「いつ行きます?」
黒尾「赤葦ノリノリだなwwww長期休暇入ってからにしようぜ。由貴チャンと月島もそのほうが良いだろ」
由貴「そうですね」
月島「やっぱり僕も付き合うはめになるんですね」
黒尾「当たり前だろ!寝覚め悪いって言ってたくせに!やっぱり参加しないとか言い出したらスクショしたやつ送りつけるからな!!」
月島「うわ最低」
黒尾「何とでも言え!!」
黒尾「じゃあまあ、具体的な日時とかはまた後日決めようぜ。取り敢えず今日は解散!!」
由貴「お疲れ様でした」
木兎「おつー」
赤葦「おつでした」
月島「おつです」