03
家に着くと、母と楽しそうに遊ぶひよりの姿があった。
ひよりがさくらに気が付くと笑顔で手を振り駆け寄ってきた。
いつもなら駆け寄るひよりに笑顔で手を広げ抱きとめるさくらだが、今はひよりがいたという安心感からか、立ち尽くすことしかできなかった。
そんなさくらを見てひよりは
ひより「お姉ちゃん?どこ行ってたの?」
なんて、まるでかくれんぼしてたことを忘れていたとでもいうような口ぶりで言ってきた。
その様子を見て母は、「さくらは、ひよりを探していたのよ。勝手に家に戻ってくるからお姉ちゃんは、ひよりのこと心配してたのよ」と言うと、ひよりはこう言った。
ひより「私、お姉ちゃんと一緒に帰ってきたんだよ?」